梅シロップ、
梅ジュースにして飲むと
スッキリして美味しいですね♪
いつの時期に飲んでもおいしいですが、
夏日になるほど爽やかな味と香りで
暑さを和ませてくれます。
去年までは、
市販のもので間に合わせていましたが、
今年は、
「つ、ついに~!」
自家製にチャレンジします(^^)
さっそく、
田舎に住んでいばあちゃんに、
梅シロップの作り方を
しつこく聞きまくりました!
氷砂糖やグラニュー糖、
それにハチミツでも作れると聞いたので、
何を使おうかと迷いましたが、
今回は、年末にいただいた
ハチミツを使って梅シロップを作ります。
こころよく?、教えてもらった方法を
【用意するもの】
【下準備】
【作り方】
などに分けて、
わかりやすくまとめました。
今年の夏の和みに
是非、あなたも梅シロップを作りませんか。
用意する物
・保存びん
アルコールや酸にも強いガラスびんが適してます。
・ボウル
梅を洗うために使います。
・ざる
水気を切る時に使います。
・ふきん(キッチンペーパでもOK)
清潔な乾燥しているものを用意しましょう。
・竹串(つまようじでもOK)
梅のヘタを取るために使います。
梅は金気を嫌うので金属製のものは避ける。
【材料はこちら(作りやすい分量)】
・梅(青梅が良い)1㎏
・はちみつ 700~800g
※使用びんは4リットル以上の容器
下準備が大切ですよ!
容器をしっかりと洗い殺菌します。
ここをおろそかにすると、
カビ発生の原因になり保存期間が短くなります。
梅シロップ作りには雑菌が大敵なのです。
ビンは煮沸消毒するのが一番ですが、
煮沸消毒用の耐熱ガラスびんが少ないです。
別な方法を紹介しますね。
うちのおばあちゃんは、
30年近くこの方法で失敗したことはない、
と言っていました。
洗剤で、
ビンの内側、外側、フタやパッキンなどを
よく洗う。
ビンを逆さにして乾燥させる。
焼酎かホワイトリカーでアルコール消毒。
少量の焼酎かホワイトリカーを入れて
内側をまんべんなくゆすり回します。
ビンの口やフタなどは、
キッチンペーパーに含ませてよく拭いて下さい。
これで大丈夫です!
では、作り方に進みましょう(^^)
[PR]作り方
手順1.
ボウルに梅を入れて洗います。
何度か水をかえるのがポイントですよっ!
洗ったらザルへ。
傷が付いている実は取り除いて下さいね。
手順2.
梅のヘタを竹串で取り除きます。
おばあちゃんは、
「つまようじで大丈夫」と言ってます。
手順3
梅の水分を乾いたふきんやキッチンペーパーで拭きます。
水分が残っているとカビの原因になります。
特にヘタのところは要注意です。
手順4.
焼酎かホワイトリカーの入ったボウルに、
水気がなくなった梅をさっとくぐらせます。
浸すのではなく、
さっとくぐらせのがポイントです。
おばあちゃんが、
こっそり教えてくれた「秘技?」です(^^)
梅をキッチンペーパーにのせて乾かします。
アルコール分はすぐに蒸発します。
手順5.
“3”の梅をチャック付き保存袋へ入れて
冷凍庫で24時間以上凍らせます。
冷凍すると梅の実のとエキスが出やすくなります。
手順6.
殺菌消毒した保存びんに梅を入れます。
手順7.
“5”へはちみつを上からまんべんなく
回し入れます。
手順8.
ふたをして冷暗所へ。
凍った梅が溶けると結露するので
下にタオルなどを敷いておきます。
手順9.
数日で果汁が出てきます。
はちみつは下に貯まりやすいので
1日1~2回容器を揺する。
そうするとエキスが早く出て梅全体が濡れるので、
表面が乾いて発酵するのを防げます。
手順10.
約10日で完成!
エキスの出切った梅はシワシワになります。
おばあちゃんが、
「ワシのおでこのようになったら飲みごろ」
なんて言ってました(アハッ)
手順11.
出来たシロップだけを
鍋にいれて超弱火で15分程度煮る。
加熱によって発酵が止まるので
長期保存が可能(約1年)になります。
シロップが完全に冷めてから
ビンに入れ冷蔵庫で保管する。
こんな作り方もありますよ
知っトク情報・1
梅を冷凍しないで、
そのまま漬けて梅シロップを作る方法もあります。
冷凍版と違って梅の香りがとても良く、
梅本来の果実の甘みがより感じられます。
ただ、完成までに1ヶ月程かかります。
はちみつの量を梅と同量にして下さいね。
知っトク情報・2
冷凍版より更に手軽に、
炊飯器で作る方法もあります。
梅とはちみつを炊飯器に入れ、
保温で12時間置いておくだけです。
途中で時どき混ぜて下さい。
取れるシロップは少なめですが
早く飲みたい方にピッタリですよ。
最後に、
梅シロップは、
水や炭酸で4~5倍にうすめて
梅ジュースにして飲んだり、
牛乳と混ぜてトロリとさせたり、
ヨーグルトにかけるのも美味しいです。
今でこそ、梅の実には
レモンよりもたっぷりのクエン酸が含まれていて、
疲労回復や食欲増進を促すと証明されてますが、
「クエン酸って何?」という昔から
「梅はその日の難のがれ」と言われています。
昔からの生活の知恵には驚かされます。
自動販売機やコンピニ、
スーパーで購入する飲み物は便利ですが、
梅シロップを作るには手間がかかります。
その手間をかけた何倍ものおいしさを実感できます。
今年の梅シロップづくりが本当に楽しみです。
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