シミって
とっても気になります!!
ある日、
鏡を見たら突然シミに気づく!
突然できるはず無いのになぜなんでしょうね。
シミを予防する化粧品はたくさん販売されていますが、出来てしまったシミを消す商品はないかと調べました。
シミを消すクリームもあるんですね。
クリームでシミが消えた。
シミに効果がないようだといろいろです。
結論!
「シミを消すクリームの効果はシミの種類による」
まあ、当たり前といえば当たり前なんですが、原因がはっきりしていないと対処は難しいですよね。
シミも同じです。
まずはシミの種類(原因)を知ることから!
そんなシミ対策クリームについて
- シミの原因について
- シミの対処法について
- どんなシミ対策クリームがあるのか
使用する際の注意点もあわせて、
まとめてみました。
シミを消すクリームに興味がある方の
参考になればうれしいです♪
シミの原因について
ひとくちにシミといっても
結構いろいろ種類がありますす。
よく知られるのは日焼けなど
紫外線の影響を受けてできるシミ。
実は、
これ「老人性色素斑(日焼けの記憶ジミ)」といわれます。
老人性という言葉がショックですが、
このシミは放っておくと徐々に濃くなるのが特徴。
早めの対策がとっても重要なんです。
次によく知られているのは、
皮膚の炎症やキズのあとに色素沈着して
シミとなってしまったもの。
これは、
「炎症性色素沈着(肌荒れの記憶ジミ)」といわれます。
ずっと色素沈着しているように見えますが、肌はターンオーバーしているので改善の余地アリ。
ただし日焼けを繰り返すと消え難くなるので注意!
最近CMで名前を聞くようになった
女性ホルモンが関係するシミがこちら。
「肝斑」
主に両頬に左右対称に現れ茶色だけでなく灰色であることも。
形が肝臓に似ているのが名前の由来です。
これもシミだったのと思う方もいるのでは?
それが「雀卵斑(ソバカス)」です。
紫外線の影響ではありますが、
遺伝的な要素が高く、色白の人に多く現れます。
思春期にでき始めて広がったり濃くなったりすることも。
他にも日常的な日焼けでなく
とても強烈な日焼けをした後に現れるシミがあります。
それが「花弁状色素斑」です。
酷い日焼けをして皮がめくれた後に現れます。
顔だけでなく首や肩にも現れます。
名前の通り、花びら状のシミです。
その他にもまだシミの種類はありますが、
代表的なものを挙げてみました。
これらの中でも対処法はさまざま。
シミを消すクリームが効く・効かないは、
一見おなじように見えるが実は種類が違っていた
という事もあるかもしれませんね。
シミの対処法について
それではシミの種類別に
シミを消す対処法を紹介します。
老人性色素斑
早めの対策が重要なこのシミ。
初期の薄い茶色の場合、美白成分(※)が有効です。
時間がたち真皮まで定着してしますと、
美白成分は効果なしと考えた方がよいです。
その場合は、
ターンオーバーの改善とハイドロキノンが有効。
加齢により黒くはっきりとしてきた場合は
レーザー治療も有効です。
また、紫外線により影響を受けるので
紫外線のブロックがなにより大切。
子どものころからのUVケアです!
炎症性色素沈着
皮膚の炎症やキズから色素沈着するこのシミ。
美白成分の「ビタミンC誘導体」に効果が期待できます。
それは沈着メラニンを薄くする効果・炎症制御作用があるから。
色素沈着なので、ターンオーバーを促進するピーリングによっても改善が期待できます。
ただし、
日焼けを繰り返してメラニン色素が真皮まで沈着した場合はレーザー治療でなければ取れないことも。
肝斑
紫外線でなく女性ホルモンのバランスが影響する肝斑。
それでも美白成分でメラニンを制御することが可能です。
ほかにもトラネキサム酸(※)など
メラニン色素の生成を指示する伝達物質を阻害する成分が有効。
内服薬があります。
ただ気をつけたいのは摩擦。
肝斑が悪化するので擦るのは厳禁です。
またレーザー治療などの刺激も悪化させる恐れがあり注意。
雀卵斑(ソバカス)
遺伝的要素のあるシミなので、
美白化粧品だけでは対応が難しい場合もありますが、
メラニン生成を制御すると薄くすることは可能。
レーザー治療も可能ですが、
遺伝的にシミができやすい体質ということがあるため
再発することもあります。
花弁状色素斑
酷い日焼けのあとにできるシミですので、メラニンが真皮まで到達しています。
そのため美白化粧品では効果が期待できません。
身体のなかにビタミンCが不足している状態なので、ビタミンCの摂取がとても大切です。
メラニン色素が生成されないようにします。
もっと早い効果を期待するなら
レーザー治療を行うのが確実です。
なかなか、その他の方法で消すのは難しいシミです。
※美白成分
ひとくちに美白成分・美白化粧品といってもさまざま。
①紫外線の刺激でメラニンを作れと信号をだす物質を制御するもの。
②活性酵素の活性を邪魔してメラニン色素が作られないようにするもの。
が、あります。
①の代表的なものには、
カモミラET、トレネキサム酸、t-AMCHA
などがあります。
カモミラETは花王が開発しています。
t-AMCHAは資生堂が開発しています。
②の代表的なものには、
ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、アルブチン
コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、プラセンタエキス、
油溶性甘草エキスなどがあります。
よくCMなどでも聞く名前ですね。
どんなシミ対策クリームがあるのか
ではシミを消すクリームには
どんな種類があるのでしょうか。
例として小林製薬のケシミンクリームを見てみます。
有効成分に、L-アスコルビン酸とあります。
これはビタミンC誘導体のことです。
つまりケシミンクリームの場合、
老人性色素斑の初期・炎症性色素沈着・ソバカスに
効果が期待できると考えられますね。
例えば美白化粧品のクリームではどうでしょう。
アスタリフトホワイトのクリーム(美白クリーム)では、
有効成分はアルブチンとあります。
なのでこちらもケシミンクリームと同様、
老人性色素斑の初期・炎症性色素沈着・ソバカスに
効果が期待できると考えられますね。
ただし、それぞれ有効成分がどれくらい入っているか
ほかの成分との相乗効果がありますので
同じ効果があるから全部一緒ではありません。
最後に、
ご紹介してきたように、
まずは自分のシミの原因をしることが大切です。
シミの原因がわかっている場合は、
そのシミに有効な成分が入った
シミを消すクリームを使ってみましょう。
シミを消すために
メラニンの生成を制御するだけでは効果はありません。
いまあるメラニンを無くす必要があります。
それにはターンオーバーの促進が大切。
肌の調子を整えることはもちろん、
ピーリングなどでターンオーバーを促進するのも有効です。
肌は28日サイクルとよく言われます。
シミを消すにはやはり1ヶ月以上の継続は必要ですね。
シミの原因が思っていたものと違こともあります。
またそのせいで悪化させてしまう恐れも。
原因が明らかでないとき、
シミを早く消したいという場合には、
まずは皮膚科に相談してみましょう。
安心してシミ消しに取り組めますよ。
ただしシミでの受診は保険適用外となりますので
ご注意くださいね。
そしてシミを気にする人に、
なんといっても紫外線対策(UVケア)です。
季節問わずの日焼け止め使用、これは基本ですね。
真っ黒に日焼けした肌を自慢していた子どもの頃、
懐かしいと同時に恐ろしいです。
せめて顔だけはシミのない状態に
したいですよね。
ご紹介した内容が参考になれば嬉しいです。
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