中学生でも
夏休みの自由研究が
あるんですね!
小学生の夏休みに
頭を悩ませていた自由研究も小6の夏には、
「これで自由研究ともお別れね~、今年ちょっと頑張っちゃう!?」なんて思っていました。
ところが中学生でも
夏休みの自由研究があるんですね!
もう驚きました!!
さすがに小学生と違って、
中学生なんで基本は自分で頑張ってもらいます。
でも8月に入ってもまだ未完成なとき、
親としたら「こんなのはどう?」と言える
ネタがあると心強いですよね。
そこで中学生の自由研究とは
どんなことをしているのかを調べてみました。
条件として、
・自分でできること
・日数がかからないこと
・小学生の自由研究と差があること
結構絞られるかなと思ったのですが、
色々ありましたよ。(≧▽≦)
まず自由研究には種類がありますが、
なかでも社会分野は調査に時間も手間もかかります。
そこで、今回は
中学生の自由研究での理科分野の実験ものをターゲットにしてとまめてみました。
中学生の自由研究なんて
なにをさせれば(すれば)いいの~と悩むお母さんの参考になればうれしいです♪
どんな題材がよいのか?
中学生の自由研究、
しかも理科分野でと考えると、
小学生の時に比べてレベルの高いものを考えがちでは?
もちろん、
レベルの高いものに挑戦できる人、
挑戦したい人は是非チャレンジしてください。
でも、今これをご覧になっているということは自由研究に苦手意識のある方なのでは?
中学生の自由研究といっても
難しく考える必要はありません。
一番の題材は、
学校で1学期に授業でした実験!
もう一度自分でやってみるというものです。
意外に理科の先生に評価が良かったりしますよ。
授業をキチンと聞いていたことも分かりますし、復習も兼ねているいるので良いですよね。
そして授業でした実験の発展版もGOOD。
授業では教科書上だけで実際にしなかった実験を自分でしてみるというのも良いですね。
そのほか授業の内容に関連する実験も。
中学1年生だと授業で植物について習うので、植物について実験するなど、授業内容と絡ませると良いですね。
教科書も参考にできますし!
また最近テレビなどで話題になっていることも、自由研究の題材として取り上げるのも良いですよ。
あと身近なものへの疑問を実験で確かめてみるのも!
ただ中学校によっては自由研究の題材について
規定がある場合もありますので、
そちらは十分に考慮してくださいね。
題材の具体例
では実際にどんな題材がよいか、
具体例をいくつか紹介したいと思います。
教科書に載っている実験は
教科書を見ると分かりますので
ここでは省きます。
まず教科書に関連する実験。
中学1年生は植物と地球について
学習していると思います。
植物関連の自由研究
トウモロコシの実の数調べ
→ヒゲは雌しべで中が空洞であるため、
ここ花粉が通り受粉することから
ひげの数=実の数であるのは本当か?
自宅の庭にある雑草の分類
→裸子植物・被子植物を学習するので
それぞれに分けてみる。
地球関連の自由研究
液状化を起こしてみる
→地震について学習するので
ペットボトルに砂と水を入れて
液状化の様子を実験観察する。
地層をつくる
→地層について学習するので
色分けした寒天を使って地層をつくり
断面の様子や断層を再現してみる。
最近話題なこと関連の自由研究
燃料電池を作る
→炭や重曹など意外に身近なもので可能
実際に作ってLEDを点灯させてみる。
温度の変化と水面
→温暖化により気温上昇すると
海水面が上昇すると言われるが
本当に変化があるのか実験する
身近なものの疑問関連の自由研究
黒ペンには何色の色が入っているか
→黒ペンは黒一色ではなく
実は色々な色が混ざっていることを
実験で確かめる。ペーパークロマトグラフィー
10円玉を綺麗にしよう
→10円玉を酢に浸けるときれいになるが
他の液体ではどうだろうか。
清涼飲料水に含まれる砂糖の量
→各種清涼飲料水を沸騰させて
残った砂糖の量を調べる。
自由研究の題材については
紹介しているサイトや本を参考にするのも
いいと思います♪
ただし、実験の結果まで参考にするのは
ルール違反ですよね!
まとめ方について
中学生の自由研究だからといって
題材について難しく考える必要はないと
ご紹介しました。
ただし、結果のまとめ方については
やはり中学生らしく進めていきたいものです。
重要な点は次の通りです。
1.動機
なぜその実験をしてみようと思ったのか。
疑問などのきっかけですね。
2.実験結果の予想と実験方法
自分の考える予想結果と
検証するための実験方法について。
仮定や推論にあたります。
3.実験の方法
実際に行なった実験の方法。
図や写真を使って具体的に。
4.実験結果
5.実験結果から分かること(まとめ)
予想と結果を比べて分かったことから
考えられることを記載する。
考察や意見にあたります。
小学生だと動機・実験・結果・感想
といったところだと思います。
中学生の場合は、
動機のあとに仮定や推論が入り、
実験・結果のあとに考察が必要です。
ただ実験して結果を得ただけで終わることなく、
その結果から何を読み取ったか(分かったか)が大切です。
またそれから何を感じたかなども。
自由研究を読んだ人が
「その結果から何を言いたいの?」とならないように
まとめる必要があります。
最後に
中学生にも自由研究があると聞いた時、
どんな題材にしたらいいの?
難しい内容には付き合えないよ。
と正直思いました。
毎年、
子どもだけで自由研究が済んだこと
ありませんでしたから…。
でも調べてみたら
同じように何をしようかと迷う人も多いし、
また難しいことをする必要もないとわかり
少しホッとしました。
とはいえ中学生なので
子ども主導で進めてほしいものですし、
特に最後のまとめは自分で考えてもらわなければ!
子どもが泣きついてきたときに
こんなのはどう?と言う余裕は
今回でできたように思います (笑)
部活もあって
小学生のころより忙しい夏休み、
時間をうまく使って自由研究も楽しく済ませたいですね♪
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