日焼け止めで疑問がありました。
紫外線吸着剤の
不使用と使用では
どう違うのでしょうか?
日差しがあると
紫外線が気になります。
紫外線といば
日焼けする夏を連想しますが、
まだ寒い3月頃から強くなり始め
5月ごろには要注意時期突入なんですよ!
日焼けを防止するには
なんと言っても、日焼け止めです。
でも日焼け止めって
ベタベタするタイプや
サラッとしたタイプがありますよね。
なにが違うんでしょうか?
個人的にはサラッとしたタイプが好きですが、着け心地と効果に違いはあるのでしょうか。
私の場合、
日焼け止めによっては痒みを感じることもあり…。
日焼け止めは大きく分けて2種類、
紫外線吸着剤使用のものと不使用のものがあるのです。
着け心地の違いや
痒みの発生には
この種類が少なからず関係しているようです。
そんな日焼け止めの違いについて、
- 紫外線吸着剤とは?
- 紫外線吸着剤不使用の日焼け止めとは?
- メリットとデメリット
などに、まとめてみました。
紫外線吸着剤とは?
紫外線吸収剤とは、
紫外線を吸収することでその下の肌を守る効果がある成分。
紫外線を吸収すると聞くとお肌に紫外線が浸透するような気がしますが、吸収剤自体が紫外線を吸収するので大丈夫!
ただし紫外線を吸収すると熱などのエネルギーに変化させるという化学反応がおきます。
これがお肌に負担を与えることがので、SPFの最大値は50と決められています。
紫外線吸収剤は高いSPF値を可能にします。
ほかにも酸化しやすいので、
それにより赤みやかぶれを引き起こすことも。
私の痒みもこれだったのかな?
ただ最近では、
紫外線吸収剤が直接お肌に触れないように、カプセル化されたものも出てきています♪
紫外線吸収剤として使用される成分はさまざまありますが、一部ご紹介します。
・オキシベンゾン
・パラアミノ安息香酸エステル2
・オクチルトリアゾン
・サリチル酸フェニルシノキサート
・グアイアズレン
ぜひ、日焼け止めの成分表示を
確認してみてください♪
紫外線吸着剤不使用の日焼け止めとは?
紫外線吸着剤不使用とは、
紫外線吸着剤を使用せず紫外線散乱剤で紫外線を防ぐます。
紫外線散乱剤って何?
紫外線散乱剤とは紫外線を反射、
その名の通り散乱させて紫外線が肌に浸透するのを防ぐ効果がある成分です。
紫外線散乱剤とされる成分には、
次のようなものです。
・酸化チタン
・酸化亜鉛
といってもピンときませんね。
紫外線吸収剤無配合・不使用や、
ノンケミカルなどの表示を目印に選んでみてください。
メリットとデメリット。
では、日焼け止めの
紫外線吸着剤使用と不使用の2つの違いは
何でしょうか?
それぞれのメリットと
デメリットを調べて比べてみました。
紫外線吸着剤を使用した日焼け止め
メリット
白浮きし難くサラサラしていることが多い。
そのため着け心地が良い。
簡単に高SPFを実現でき、塗り直しが少なくて済む。
デメリット
紫外線を吸着するときに科学反応が起こるので、
それが肌に負担をかけて赤みや痒みを起こすことも。
紫外線吸着剤を不使用の日焼け止め
メリット
紫外線を散乱させて防ぐので比較的肌にやさしい。
デメリット
白浮きしたり、伸びが悪く重くベタつきやすい。
汗に弱く、効果を継続するためにこまめな塗り直しが必要。
肌の乾燥を招くことも。
このメリット・デメリットから2種類の日焼け止めは特性を上手く利用して使い分けすることが重要です。
紫外線吸着剤を使用している日焼け止めは肌に負担がかかると考えてしまいますが、紫外線を強力に防ぐ点に注目!
長時間の外出、スポーツや海・山などのレジャーなどにオススメです。
こまめに塗り直しができない時はぜひ!
反対に高SPFの必要がない日常的な日焼け止めには紫外線吸着剤が不使用のものがオススメ。
子どもの場合は肌への負担を考えると紫外線吸着剤不使用のものを。
肌が弱い方もこちらが良いですね。
最近は吸着剤不使用の日焼け止めにも超微粒子タイプなど伸びやすく白浮きしにくいものも。
もちろん、こまめな塗りなおしは忘れずに!
最後に、
日焼け止めは独特の感じが苦手で少しだけなら・曇っているからと塗らないこともある私。
ちょっと使っていない間にいろいろと日焼け止めが販売されていたんですね。
生涯に浴びる紫外線の大半は子どものころ(18歳まで)に浴びてしまうというから驚きです。
私が子どもの頃は誰が一番黒く焼けているかを競ったのに…。
子どもなら、なおさら日焼け止めをレジャーと日常で使い分けて紫外線を防ぐようにしたいですね。
どんな日焼け止めを選ぼうかと考えているあなたのお役に立てたら何よりです♪
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